日本の労働環境は悪い意味でひどい!
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皆さん、こんにちは。管理人のミーコです!
今回の記事は、仕事の話になります。
突然ですが、私は日本の労働環境って本当に劣悪なのではないかと思っています。
その理由と改善方法について、お話ししていきたいと思います。
この記事は、以下の人が対象者です。
- 働いているけど、なかなか生活が楽にならない
- 仕事に拘束されている感じがする
- 日本の労働環境に疑問を感じている
では、行きましょう。
日本の労働環境が悪いと思う理由
給料が低い
まず、第一に給料が低いことが挙げられます。
日本の場合、大学を卒業していても初任給が20万円ぐらいしかもらえないのが普通ですよね。
アメリカや中国等の海外では、大卒だと初任給40万円程を支払うのが当たり前らしいです。
正直、海外が羨ましいですよね。
満員電車に揺られ、上司に怒られてまでもらう給料の額が、海外の1/2なんて・・・
それに、東京等の都内に住んでいる人は、ほぼ家賃に消えてしまって自由に使えるお金(可処分所得)としては、さらに減ってしまいますよね。
かなり悲しい現実です。
労働時間が長い
日本の労働環境が悪い理由の一つとして、労働時間が長いことが挙げられます。
一日8時間、週40時間労働することを労働基準法で定めていますが、それ以上働くことが普通になっている職場が多いと思います。
毎日9時までに出勤して、23時過ぎまで働いて・・・
私たちはロボットではありません。
人間は感情を持つ動物なので、長時間以上働かされれば精神的に不調をきたしてしまいます。
精神的な負担を考慮せずに、ロボットの様に働かせ続ける日本の現状はどこかおかしいと思います。
休みが取りづらい
日本の労働環境が悪い理由として、休みが取りづらいことが挙げられます。
有給休暇を使うことは、労働者の当然の権利なのですが、日本の場合有給を消化する理由を求めてきませんか?
休むことは当然の権利なのに、そこに都合がよい理由も求めてくるのはおかしいと思います。
家族や友人、恋人と一緒にゆっくり過ごすために休んでは行けないのでしょうか?
体調不良や、冠婚葬祭等の重大なイベントがなければ休んではいけないのでしょうか?
もっと、日本は労働者が休みやすい土壌や雰囲気を作ったほうがいいと思います。
スキルが身につかない
長時間勤務薄給の環境でも、その現場で一生懸命働けば、それなりのスキルが身に付きもっと待遇の良い企業に転職できればまだ望みがあります。
しかし、日本の仕事は現体制、現システムを維持するための仕事が多いため、有用なスキルが身につきません。
新しい領域を開拓しようという新進気鋭の精神があればいいのですが、上の人たちは保守的な考え方をする人ばかりなので、新しいものを取り込む発想がありません。
こういった面も悲しいところですね。
文句ばかり言っているんじゃないよと言う人へ
ここまで、日本の仕事に関して悪い所をつらつらと述べさせていただきましたが、読者の中にはこう思う方がいるかもしれません。
「さっきから日本の仕事に対して悪いことばっかり言っているなあ。ぐちぐち愚痴をこぼしても何もかわらないじゃないか」
「悪い環境になっているのは、その人自身のせいだから、個人で解決していったらいいんじゃないか」
確かに、悪いところを言っているばかりでは何も変わらないし、ある程度は個人で解決できるところもあるかと思います。
しかし今の日本の現状を踏まえると、もはや労働者側だけの問題とは言えなくなってきており、労働環境をよくするには国や企業側の協力が必要なのです。
その理由を以下書いていきます。
終身雇用、年功序列が崩壊
日本は昔、終身雇用、年功序列になっていて一旦会社に入社してしまえば、定年まで解雇されることがなく、勤続年数とともに給料も上がっていくシステムになっていました。
しかし、現在日本の会社を見渡してみて、この二つを兼ね備えている会社はどれくらいでしょうか?
0とはいいませんが、0に近くはなってしまっているはずです。
そもそも終身雇用、年功序列というのは、労働組合が春闘等の組合活動によって獲得したものだったのです。
しかし、労働者に終身雇用、年功序列を約束する代わりに、経営者側は広範な指揮命令権を獲得したのです。
つまり定年までは雇ってやるから、転勤しろといったら全国どこでも行き、残業もサービス残業で時間外給料は出さないよ、という強い命令権を手に入れたのです。
今の日本の労働環境は、経営者側の強い命令権だけが残り、終身雇用、年功序列といった労働者側を守るシステムが崩壊してしまったのです。
終身雇用を復活させるにも、日本にはもう労働組合はあってないようなものなので、現状のままだと労働者を守るための活動や運動が、労働者側から起こることはありません。
だから、私は日本の労働環境は国や企業が率先して改善していくしかないと思っています。
もちろん個人での改善も必要
先ほどは、国や企業が率先して労働環境を変えていくことが大事だとお伝えしました。
しかし、私も全面的に社会のせいだけではないと思っています。
働いている労働者側にも、少し責任があると感じています。
私の職場の話になりますが、同僚の方は真面目に休むことなく毎日出勤し、明日できるものが大半なのに、定時を超えてまで仕事をしていくことが多いです。
他の人に気を使って残業しているのでしょうが、定時に帰れるのになぜ残り続けるのでしょう?
それに加えて、日本人は自分が抱えている仕事以外に他人の仕事も受け持ってしまう人も多いですね。
他人を助けたいという気持ちはとても立派ですが、そういった行動が長時間労働を生み出すことに寄与してしまっていることは事実です。
個人で労働環境を改善する方法
なので、個人で労働環境を改善する方法としては以下の方法があります。
- 定時になったらすぐ帰る
- 他人の仕事を手伝わず、自分の仕事だけを終わらせる
こういった行動をする人が増えれば、定時帰りが普通になってきて、労働環境も変わってくると思います。
「皆が仕事しているのに、一人だけ早く帰るのは気が引けるなあ」と思う方もいるかと思います。
しかし、本当は早く帰りたいのに本心を隠して他人に合わせるのはとても疲れることです。
心を鬼にして、定時帰りをしましょう!
まとめ
この記事では、まず日本の労働環境の悪い点を述べ、労働環境を改善するには国や企業が率先して改善することが大切だと述べ、個人でもできる改善方法があることを伝えました。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
次回もよろしくお願いします。